2013年12月18日水曜日

坂井戸洋子|セキララブログ「ワタシが走って追いかけた美容師!走って逃げろ!!」

※注意(執筆の前に、アルコールが入ってます。)
後日、誤字、表現の訂正もあることご了承下さい。
ただすべて事実です。

以前ワタシのセキララノートに
ワタシから愛した男は
3人だけと語りました。

その3人は
若き日の父の影響受け、
面食い。
写真で見た若い父を彷彿とさせる、
鼻筋の通ったイギリス俳優
イケメン男子。

20代前半。
憧れ込んだ美容師が居た。
5歳年上。
顔は、
クリスチャン・ベールが近い。
当時、
カリスマ美容師が流行語だった頃だ。
カリスマの代表格だ。
美容室の店長。
技術もうまいが口もうまい。
惚れた。惚れてしまった。
若い頃のワタシは初心(うぶ)

具体的にどこに惚れたのかって言われると、
顔。そうね、顔と声とカリスマ美容師という流行り。
周りの憧れの存在。
今でこそ思うと。
バカみたいにその彼の手口に
ズッポリハマったのかもしれないと後悔している。
若気の至りってやつ。
彼はもちろん自分はイケメンでなお且つ、
カリスマでモテモテ男であることを自覚している。
ワタシは恋のとりこ、乙女発熱。恋愛症候群。
これは、ワタシの中では、
ほんの序章に過ぎない出来事では有るが、
当時はとにかく
彼を追いかけた。追いかけ続けた。
彼にゾッコンだった。
また彼も、ワタシの気持、恋心を快く受け入れ、
抱擁した。

毎日が輝いていた。
仕事終わりのメール。
ワタシの隣に好きな人が居る。
それだけで幸せ。
浮かれ浮かれていつもメロメロ恋の微熱状態。
彼もまた、甘~く愛を囁き、
口も達者で夜の行為も優しく抱きしめる。
相思相愛。
こそばいな今思うと、
青春の輝き。
カーペンターズの歌詞に出てきそうな、
2人はすくすくと愛を育み。
将来は結婚だね。いつにする。みたいな、
会話。
そして同棲生活も始まる。
あ~この人だったんだ。
この人と出逢う為にワタシは生まれてきたんだ。
夢のような生活。
でも、、
夢だった。
次第に周りの声が耳に入ってくるようになる。
恋の末期患者は周りの声など難聴、盲目。
※失言申し訳無いです。
彼しか見えない。
だが、落ち着き始めた頃から、
耳が聞こえるようになってきた。
美容室、
女スタッフ①、
洋子さんって大丈夫ですか?
って何が?
彼相当にモテますよ。
心配じゃないですか?
嫉妬かなと、
最初は思っていた。
次、
男スタッフ①彼の居ない日の美容室。
洋子ちゃんベール君には十分に気を付けてね。
彼は調子付いて見えるけど今、
大変なんだから。
しっかり支えてなきゃね。
何が大変なのか?
同棲迄してて、
家具一式揃え、
食費、家賃・光熱費も彼が払い。
順風満藩な、
プチ結婚生活。
しかし、だからと言っても、
イケメンカリスマ美容師である。
本人も俺っていう男のステータスを
分かっている。

同僚達の言葉が、
具現化し始めた。

まず彼が居ない日
マンションに知らない女が来た。
彼はどこ、あなたは誰?
みたいな良くある話し。
ワタシは彼女。あなたこそ誰よ。

え~二股か?
なぜこの新居。2人が住むマンションが分かった?
だが一度では無かった。

彼は美容師で店長でも有るので、
閉店後、
若いスタッフに指導をする。
だから帰りはいつも遅い。
ワタシは既に寝ていることが多い。
たまに遅くまで彼を待っていることも有った。
ただ彼の声と女の声が外から聞こえる。
むむ??
と思い窓を少し開けて様子を見る。
仲良く雑談しとるやんけ、
家の前で、長い時間。
玄関が空いて彼、ふう疲れたな今日も、
って
あの人はどなた?

あ~後輩だよ。
接客に困ってて相談に乗ってたんだ。
へ~どこの後輩?
あんな子あなたの美容室には居なかったはずよ。
!、
し、
新人だよ。
3日前からね、研修生だよ。
でもワタシ3日前って美容室であなたに
髪切ってもらったよね。
その時は居なかったわよ。
あれ、じゃあ、もう帰ってたのかな、
おかしいな、あはは、気にすんなって。

気にする。
顔がおかしい。
気になる。
何かがおかしい。
この男。

ワタシは鈍感では無い。
リアクションに困った、
一瞬動揺した彼を
見逃すわけが無い。
表面には出さないが、
疑いの感情。
発芽。

調査を開始。
もうそこには浮かれた洋子は
居ない。
彼を、
真の彼を暴くよう動き始めた。
知る人にすべてを吐かせた。
巧妙にうまく交渉。男、女関わらず、
彼を知っている知人、友人、
家に訪れた女にも
連絡を取り合うようになり、
だんだんとメッキがはがれてきた。
薄っぺらいメッキだった。
すぐはがれた。

ばれるような嘘は着くな!
3日前に聞いた質問の回答は
オーナーに呼ばれてて遅くなった。
だが
3日後に3日前の事を聞くと
友達と飲みに言ってた。
アリバイが違う。
その友達って誰?
地元の友達だよ。

確認していい?
・・・
いやっちょっと都合悪いな、
君の知らない人だよ。
でもワタシはあなたの
フィアンセなんだから
紹介してよ。

オーナーの裏どりは既に終わっている。
そんなミーティングなどは存在しなかった。

はっきり吐け!
と思ったが、

あまりに追い込むとキレるタイプだ、
俺を信じれねーのかーと怒鳴り、
机を蹴り椅子を蹴り、
威嚇する。直接的なDVすら無かったが、
狭い部屋に2人
緊迫した空気に、重たく、
ストレスを感じる。

そう来るか。
威嚇するならば、

出方を変えるワタシ。
ワタシは悪女となって。
この恨みどう晴らすべきか
この乙女心を踏みにじった
クソ美容師。
ただでは済まさぬ。

表だって追及せず。
彼の居ない間、
裏取り、アリバイを調べ上げる。
証拠、証人、本人、すべてを
リストアップ。

愛しさあまってにくさ100倍

半沢直樹バリに
憎しみを覚えたワタシ。
秘策を立て、彼をはめた。
さあ、
これだけの証拠。
証言。
あなたはただの遊び人。
そして借金まみれ、
ワタシも知らなかったバツイチ男

ちょっと、
なんなのこれは?

彼はワタシから追及された証拠、
付き立てられた。
動かぬ証拠に
最初は青ざめ、
そして赤く鬼の形相へ変わり。
思考回路麻痺。
怒鳴り散らして出て行こうとする。
だが、
まちな男!

家のカギ置いてけ!
なにぃ!
俺の部屋じゃ!

いやワタシが解約の手続きをした。
もうあんたの部屋じゃねー!
鍵を置いてとっとと出て行きな。
ワタシも荷物を片付け終われば、
実家に戻る。
もうこの関係は終わりよ。

クソ!
鍵をワタシに向け投げつけて
糞女とかブツブツ言いながら
荒々しく出て行った。

フッフッフ、

ワタシは悪女。
出て行けば失禁か、
腰砕けになるくらいに
驚くだろう。
外には
今、
彼が関係を持っている女全員と
金を借りている女、男、
美容室の従業員。
事前に連絡を取っていたワタシは
全員を外に待たせていたのだ。
煮るなり、焼くなり、自由にしてくれ。
彼、もう気持ちのバロメーターが振り切れ、
思考停止状態。

後は知らん。
とにかく逃げろよ
地の果てまで。

ワタシの
初(うぶ)で一途な乙女心を傷つけた、
これが、
君への罰だ。

イケメンカリスマ美容師!
因果応報。
天誅。
 坂井戸洋子|セキララブログ

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