2013年12月30日月曜日

あなたは、手紙を受け取った数と渡した数、どちらが多いでしょうか?

― 手紙 ― ※(自己満ですので、素通りして下さい。)
「あなたは、手紙を受け取った数と渡した数、どちらが多いでしょうか?」
自分の部屋の大掃除をしていると、
学生時代から今まで受け取った手紙の入った箱。
女子・男子と箱に分けて置いてある。

ワタシはスタッフや友人、知人へ手紙を書くことは多い。
もちろん手書き。
だが
ことLove Letterに関しては少なく
自分から宛てた事はあるが数回。
若い頃と最近もあった。

男からのLove Letter
パソコンや携帯メールはいちいちプリントしては置いては無い。
手書きの手紙。気持ち入ってるなと。
Love Letter、か、
ちょっと過去に受け取った手紙を今一度、
読み返してみた。
愛の告白、愛の別れ。

中原中也みたいな
哀愁の詩を延々と綴り。
送ってくる男も居た。

手書ならではの筆に込められた思い。
拙い文章にも、せいいっぱいの
気持ちが書き込められていている
ワタシへの想い。

こんなハレンチわがままな、
ワタシへ、、、
しばらくの間。
ひとつひとつを読み返していた。

そして、一度だけの告白。
これから語るであろう、
セキララノートアパレル時代の
上司からの最初で最後の手紙、
長文なので、抜粋して記載。
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・・・・(文後半から)
洋子さんは
しっかりしてるのに優柔不断
我が強い、でも箱入り娘←最近良く言うね、
1人の時間が好きなのにさびしがり屋、
感情を表に出しつつも
同時に気持ちは冷静
強い心と不安な心
安定と混迷、自由な時間を求めるが故の自己犠牲、
男勝りな性格、でも女性らしさを兼ね。
いつも対極なあなたを見てると
ルックス以上に
そこが洋子さんの魅力、
・・・・(中略)
出逢ってからこの何年かで
成長してきた姿を見て
衝突も含め、すべてから湧き出た思い。
あなたに対して、
悪態ばかり口走っている僕ですが、
今あらためて洋子さんへ送る言葉。
思いを綴ります。
本音は、「いつもありがとう」
本音は、「よく頑張ったきたよね、お疲れ様」
本音は、「僕の、生涯をささげてもいい、ずっと一緒に仕事をやって行きたい。」
本音は、「仕事もプライベートも全部含めて、洋子さんを苦しめるすべて、困った時に支えてあげたい。」
本音は、「ずっと同じ価値観と情念で同じ方向に向かって行きたい。」
本音は、「心から愛している。」
・・・・(中略)
あなたへの思いは、僕の中で風化すること無く、
いつまでも記憶の中に。
・・・・(以下省略)
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彼とはもう会うことも、
文通もメールをすることも
無い。
最後の手紙、
受け取って初めて知った。
彼の想い。
アパレル時代、陰ながらずっと気にかけて支えてくれていた。
ワタシはまっすぐ仕事中心。
プレッシャー、トラブルの対応と
それどころでは無かったが、
彼は、
最後までワタシの味方。
たった一人の味方だった。
本音が言えず。
上司のプライドと、既婚者でもある。
企業内の不良商品企画部の1人として
巻き込まれたワタシを庇い。
会社を去って行った、
男の手紙。

坂井戸 洋子

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